赤いバラを一輪

2001年1月26日
名雪はお父さんの好きな色をわかってるね

気に入ったよ
ありがとう

+++++ +++++ +++++

私の父は花の中で真紅のバラが好き
真紅のバラのように父はとてもきれいだ
心もそうだし、瞳がきれい
まっすぐ見ているあの瞳が
何よりも好きだし、尊敬している

私の理想の男性は父親だ
将来、父のような人と結婚したいと思っていた
前カレと付き合いだしてから
その夢は変わったが…

理想の男性と好きになる男性は違う
私はそう思った

理想の異性に、自分を重ねる
自分が異性だったらこうありたい…

父は『私』の理想像だ
性別の壁を除いたとしても
私は父のような『大人』になりたい

今日は父の誕生日だった
私は自分のお金というものを
持つようになってから出来るだけ
何かしらお祝いをしたいと思って
プレゼントを買っている
カレにあげるものよりも
父にあげるプレゼントに
力が入っていたりした

家族のお祝い事
『父の誕生日』『母の誕生日』『兄弟の誕生日』
『父の日』『母の日』『結婚記念日』

何かしらお祝いをしたな…
その月のバイト代がほとんど無くなっても
出来るだけ欠かさないようにした

私以外の家族がみんな早生まれで
この時期に集中する
友達にあげるものよりも大変だ

プレゼントと同時に出来るだけしているのが
『メッセージカード』を添えること
一言、おめでとうとカードに書く
感謝の気持ちを簡単に添える

ただプレゼントを贈るだけよりも
なんだか自分の気持ちを隠し味?にしてみる

父のプレゼントにはカードの他に
もうひとつ添える
『赤いバラの花』を一輪

本当はバラの花束をあげたいところなのだが
さすがに男の人に花束…というのも
受け取る側も恥ずかしいので一輪だけ添える
母もバラが好きなので
母にはバラの花束をプレゼントする
最近はバラにこだわらずに
毎回、いろんな色の花束をプレゼントする
だけど父にあげるのは赤いバラだと決めている

父に買ったプレゼントはネクタイ
昔、父の日にタイピンをあげて
その時に「いつかはネクタイを…」と
思っていたから

プレゼントには花とカードを添えて
「お誕生日おめでとう」
そういって後ろから差し出す
父と母の顔が笑顔になる
「わぁ〜…名雪はお父さんの好きな色をわかってるね」
母が言う。父がプレゼントを私の前であける
ネクタイの色と柄を見て
「いい色やね」
自分の胸に嬉しそうにネクタイを合わせる
カードを開けてメッセージを読む
「気に入ったよ。ありがとう」
父の「ありがとう」の言葉に少し照れた
母が私に抱きついた

父と母の笑顔
私は充分すぎるほどのお返しを
もらったと思う

これからも忘れたくない事
「ありがとう」を受け取る気持ち
「嬉しい」と言う感情
笑顔に笑顔で返すこと

心にいつでも
花が咲いていれば
きっとず〜っと幸せになれるかな?

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